先日放送のホンマでっかTVで痩せホルモンの出し方について紹介されました!
教えてくれたのは教えてくれたのはホンマでっかTV、各専門家の皆さんです。
痩せホルモン
痩せホルモンは健康維持に欠かせない物質で、現在100種類以上が確認されています。
特にダイエットの鍵として注目されており、デブホルモンを減らして痩せホルモンを増やす方法が重要視されています。
痩せホルモンの中でも今話題なのがGLP-1です。
GLP-1は食事をすることで腸から分泌され、脂肪分解や燃焼を高める働きがあるため、分泌がしっかり出ていると食べてもスリムを維持しやすいとされています。
もう一つ、脂肪細胞から出るレプチンというホルモンも痩せホルモンですが、太りすぎると出にくくなる傾向があります。
痩せホルモン丼
痩せホルモン(GLP-1)の分泌を増やすには、腸内をじわじわと刺激することがポイントです。
腸内環境を整えるのにおすすめなのが、ネバネバ食材をたっぷり使った「痩せホルモン丼」です。
ネバネバ成分は腸内細菌の餌となる食物繊維であり、これを食べることでGLP-1が刺激されます。
納豆をベースに、メカブ、海藻類、モロヘイヤ、オクラ、長芋、トロロ昆布、アボカド、発酵食品のキムチなどを組み合わせたものです。
脂がのった青魚を食べる
痩せホルモン(GLP-1)を出すために是非食べていただきたい食材の一つが、旬の脂が乗った青魚です。
天然魚に含まれるDHAとEPAをしっかり摂ることで、GLP-1がしっかり出ることが分かっています。
サバやサンマなどが具体的な例として挙げられます。
油が多い魚ほどGLP-1分泌には良いとされており、カロリーを気にしすぎず脂の乗った旬の天然魚を食べるのが推奨されます。
食事前に完食までをイメージする
食事の前に「完食するイメージ」をすることで、実際に食べる量を減らす効果があるという実験結果があります。
イメージしなかった場合に比べて、食べる量が約2割減るとされています。
これは「満腹だ」と脳を騙す、あるいは満足感を得られたと想像することで、食欲をコントロールするテクニックです。
トキメキを感じると痩せる
恋をしている人やトキメキを感じている人は、デブホルモンが増えにくい傾向にあります。
好きな人のことを思い浮かべるなど、トキメキは食欲を落とすホルモン(PEA恋愛ホルモン)の仕業とされています。
推し活もトキメキに繋がり、痩せホルモン分泌に良い影響を与える可能性があります。
ただし、満たされた関係(既婚など)よりも、恋愛対象への片思いの方が痩せホルモン分泌を促しやすいと考えられています。
痩せホルモンを増やすツボ
足裏にある「小腸のツボ」は、痩せホルモンを増やすツボと言われています。
場所は、指を除いた足裏を4分割した時の上から3/4の場所、半分から小指側あたりです。
このツボが硬い人は、痩せホルモンが足りていない可能性があります。
毎日お風呂で石鹸をつけながら、自分で押して刺激するのがおすすめです。
膝たたき
痩せホルモンを出す方法の一つとして、「膝たたき」が紹介されています。
1日100回膝を叩くだけで、痩せるホルモンが出ると言われています。
ポイントは「骨にいかに刺激を与えるか」で、膝を「トン」と叩くことで、「骨作れ」というメッセージが骨に伝わります。
このメッセージによって、オステオカルシンというホルモンが分泌され、これは最初に話題になった痩せホルモンのGLP-1や、脂肪燃焼を促進するアディポネクチンなどを分泌させる作用があるそうです。
お皿の一番硬い骨のところを、痛くならない程度に軽く「ポン」と叩きます。
座って行う場合は、足首、膝、腰がそれぞれ90°、90°、90°の角度で座り、手が自然に落下するイメージで叩くのが良いそうです。
実験によると、最低1日100回行うことが推奨されています。
重い布団で寝る
重い毛布や布団をかけて眠ることで、快眠ホルモンであるメラトニンの分泌が増えることが分かっています。
メラトニンの分泌増加は、結果として痩せホルモンの分泌にも繋がるとされています。
スウェーデンの研究では、体重の12.4%の重さの布団を使った場合、メラトニン分泌量が32%高くなったというデータがあります。
重い布団には包まれているような安心感があり、睡眠の質の向上にも繋がる可能性があります。
TSLP(免疫ホルモン)を注射する
これは将来的な、特に超肥満の方向けのアプローチとして研究段階にある方法です。
TSLPという免疫ホルモンを注射することで、マウス実験では食欲が減らずに、皮膚から脂肪の汗が出て痩せたという結果が出ています。
人間への応用も期待されていますが、安全性などについてはまだこれから調べる必要があります。
まとめ
痩せホルモンを増やし、健康的にダイエットするためには、様々なアプローチがあります。
GLP-1やレプチンなどの痩せホルモンの分泌を促すことが重要です。
具体的には、腸内環境を意識した食事(ネバネバ食材や青魚)、脳の活用(イメージ、トキメキ)、体の刺激(ツボ、膝たたき)、質の良い睡眠(重い布団など)などが効果的と考えられます。
バランスの取れた食事、適度な運動、そしてこれらの「痩せホルモン」対策を組み合わせて取り組むことが大切ですね!