2025年6月23日放送のあさイチで顔と首の引き締めのやり方について紹介されました!
教えてくれたのはフィジカルトレーナーの 中野 ジェームズ 修一さんと整形外科医の 中村 格子さんです。
顔引き締めエクササイズ
顔のシワやあごのたるみが気になる、または姿勢によって首の不調を感じる方のために、顔回りの筋肉を効果的にケアし、引き締めるエクササイズをご紹介します。
これらのエクササイズは、日々の生活で凝り固まりがちな筋肉をほぐし、鍛えることで、顔全体の印象を若々しく、すっきりと見せる効果が期待できます。
あごのたるみのために
このエクササイズは、首やあごのラインのたるみ改善に役立ち、スマートフォンの使用などで凝り固まった首の筋肉をほぐします。
ステップ1:広頸筋のマッサージ
広頸筋(コウケイキン)とは: 顎の骨から鎖骨のところまで付着している大きな筋肉で、口角のあたりから骨まで広がっています。
1)指4本を使います。
2)マッサージしたい側(例:左側)に対して、反対の手(例:右手)を使います。
3)顎のラインから鎖骨のあたりまで、強めに押しながら下へ撫で下ろします。
4)「気持ちいいな」と感じる程度の強さで、かなり強めに押しても問題ありません。
ステップ2:胸鎖乳突筋のマッサージ
胸鎖乳突筋(キョウサニュウトッキン)とは: 耳たぶの後ろから首の下、鎖骨にかけて伸びる筋肉です。
1)指3本を使います。
2)耳たぶの後ろ、頭蓋骨の際から斜め下の鎖骨に向かって、強めに押しながら下へ撫で下ろします。
3)特に鎖骨の際あたりは張っている人が多いため、「ここ気持ちいいな」と感じる場所を探してみてください。
4)かなり強めに押しても筋肉が切れることはないので安心してください。
5) 耳たぶから鎖骨にかけての胸鎖乳突筋をほぐします。
ステップ3:ストレッチ
広頸筋と胸鎖乳突筋がほぐれた状態で行います。
1)左手を後ろに回し、椅子の背もたれなどを掴みます。これにより肩が下がります。
2)まず、顎をまっすぐ真上へ持ち上げます。このとき、首が詰まるような痛みがある場合は上げすぎないように注意してください。
3)そこからさらに、顎を右斜め上へ持ち上げます。
4)最後に、「アイーン」の口をします。これにより、顎がさらに突き出され、マッサージした部分がより気持ちよく伸びるのを感じられます。
5)この状態を約20秒から30秒キープします。
反対側も同様に行いましょう。
顔のたるみのために
中村先生も自撮りを見て「これはいけない」と感じたことをきっかけに始めたというこのエクササイズは、顔のたるみやシワの改善、若々しい印象に繋がります。
大頬骨筋(ダイキョウコツキン)とはほっぺたにある筋肉で、顔の中では比較的大きな筋肉です。
年齢と共にこの筋肉が衰えると、顔が下がって見えたり、シワやたるみの原因になります。
頬のたるみを改善し、若々しい印象を取り戻すことができます。
1)最高の笑顔で口角を上げます。
2)「ほっぺたが一番もりあがったところにたこ焼きがある」とイメージし、そのたこ焼きが「くっ」と上に持ち上がるように笑います。
3)眉は上げないようにします。眉を上げてしまうと、おでこにシワが増える原因になります。
4)口を開けたときに、歯とほっぺたの間に「黒い空間」ができるように意識します。
5)顔の筋肉は筋トレの効果がすぐに出やすく、このエクササイズを行うことで、やった前後で顔の印象が大きく変わります。
まとめ
ストレッチとマッサージを組み合わせられており、効果が期待できると感じました。
筋肉の解説が丁寧で、どこに効いているかが明確で手順が具体的かつわかりやすく、初心者にも取り組みやすいですね。
特別な場所や時間の制約がなく、笑顔のトレーニングなど、楽しく続けられそうですね!