2025年8月27日に放送されたゴゴスマで老舗醤油製造販売会社「やすもと醤油」が紹介されました。
「やすもと醤油」は島根県松江市にある創業1885年(明治18年)の家族経営の中小企業(従業員数19名)の老舗醤油製造販売会社で、看板商品「くんせいナッツドレッシング」でギネス世界記録を樹立しました。
ギネス世界記録挑戦
ギネス世界記録挑戦のきっかけと達成
この挑戦は情熱を持った社長の息子、務さん(38歳)の「日本一面白い調味料メーカーを目指したい、売上を伸ばしたい、目立ちたい」という強い思いが原点となっています。
マーケティング戦略としてYouTubeでギネス世界記録での戦略を知り、社長に提案、社員全員が賛同しました。
ギネスワールドレコード社に打診し、「誰もやっていないことに挑み、話題を提供したい」と伝えたところ、「オンラインで1時間で3,000本以上のドレッシング販売」に挑むことになりました。
公式ホームページで挑戦を告知し、自慢のくんせい燻製ドレッシング(210ml 3本セット)を通常価格2,140円(送料込み)のところ、イベント価格900円(送料込み)で販売することにしました。
2023年8月23日(土)午後8時から9時までの1時間で販売を計測し、その様子はYouTubeで生配信されました。
その結果、販売開始からわずか4分で目標の3,000本を達成し、最終的に1時間の販売で、目標を大きく上回る19,287本を売り上げ、見事世界記録を樹立しました。
コロナ禍が育んだ「SNSフォロワーとの絆」
5年前、コロナ禍で業務用ドレッシングの売上が減少したことがきっかけで、2020年6月に会社の公式Twitter(当時X)アカウントを開設しました。
2020年8月には「フォロワーが40人もいてバズっています」と上司や同僚に褒められた投稿を行ったところ大バズりして、40人だったフォロワーが最終的に9万人にまで増加し、売上も2.5倍に伸びました。
その後、スタッフが製造とSNS運営を兼任し、毎日欠かさず投稿し、コメントにも対応することでフォロワーとの関係を維持してきました。
ギネス挑戦を告知すると、フォロワーによって一気に拡散され、24時間で26万回以上閲覧されました。
社長は「記録よりも感謝の気持ちでいっぱい」「多くのファンに支えられています」と語っています。
「くんせいナッツドレッシング」の魅力
価格は1本480円で「野菜が苦手な方にこそ食べて欲しい」というコンセプトで開発されました。
特徴1:独自の製法で他にはない燻製の香り。
特徴2:香ばしいナッツの香りと食感が楽しめる。
冷しゃぶサラダ、ポテトサラダ、明太子のせ冷奴、ゴーヤ、ちくわ、じゃこにかけたものを
出演者が試食したところ、「美味しい」「不思議」「ナッツの食感がアクセントになる」「燻製の香りが口いっぱいに広がる」と絶賛の声があがりました。
商品は公式通販サイト、成城石井、カルディなどで購入可能とのことでした。
まとめ
単に情報を発信するだけでなく、フォロワー一人ひとりと向き合うこと。それこそが、いざという時に大きな力を生み出すのだと改めて感じました。
成功のもう一つの要因は、看板商品である「くんせいナッツドレッシング」の確かな魅力だと思います。
「野菜が苦手な方にこそ食べて欲しい」というコンセプト、独自の製法による燻製の香り、そしてナッツの食感が、多くの人々を惹きつけたと思います。
挑戦の話題性だけでなく、商品の品質が伴っていたからこそ、試食した人々からも絶賛の声が上がったのでしょうね。
やすもと醤油さんの取り組みは、伝統と革新、そして人と人とのつながりが見事に融合した、中小企業の成功事例として非常に学びが多いと感じました。