2025年5月14日放送のホンマでっかTVで「逆立ち」の効果について加齢医学専門医 の岡本宗史さんから紹介されました。
「健康のために毎日逆立ちをしている」という実践者の声に対し、専門家である石原先生が逆立ちの効果を認めました。
逆立ちは単なるアクロバティックなポーズではなく、古来から伝わるヨガの技法でもあり、私たちの体に様々な良い影響をもたらす可能性がある健康法として注目されています。
逆立ち
科学的に証明された驚きの効果
逆立ちは、元々ヨガのポーズの一つである「シルシャーサナ」と呼ばれるものです。
古くから行われてきたこのポーズは、単なる修行ではなく、昔の人々も何らかの形でその健康効果を知り、実践していた可能性が示唆されています。
逆立ちを行うと、頭部に約400mlから500mlもの血液が流れると言われています。
これにより頭部の血流が増加し、集中力が高まる可能性があります。
また、頭部の毛根に対する血流が良くなることで、育毛につながる効果も期待できるとのことです。
芸人の小杉竜一さんから西川きよし師匠は機会があるごとに三点倒立を行っているとの情報提供がありました。
さすがにきよし師匠の毛髪はフサフサですよね!
さらに、首にある頸動脈圧受容体というセンサーが頭部への血流増加による圧を感知し、血管が反射的に開いて心拍数が下がるというメカニズムがあります。
心拍数が下がり副交感神経が優位になることで、不眠やストレスの緩和につながる可能性も指摘されています。
逆立ちの実践方法と効果的な時間
逆立ちの効果を得るための具体的な時間について、石原先生は「30秒から1分ぐらい」を目安にすることを推奨しています。
三点倒立といった頭部を使うポーズなど無理のない範囲で短い時間からでも効果が期待できると考えられます。
安全に実践するためには、無理な体勢で行わないこと、体調が優れないときは避けることなど注意が必要です。
高血圧や緑内障など、頭部に血流が集中することで影響が出やすい疾患を持つ方は、必ず医師に相談してから行うことを強く推奨します。
まとめ
逆立ちは、1回30秒から1分程度という短時間でできる、非常に手軽な健康習慣です。
集中力アップや育毛の可能性、心拍数の安定によるリラックス効果など、様々なメリットが期待できます。
毎日の生活に少しずつ取り入れて、心身の健康維持に役立ててみてはいかがでしょうか。